遠見尾根から雪の五竜岳へ 日本百名山 その19 [日本百名山を訪ねて]
遠見尾根を登るにつれ雪の降り方が強くなる、この日は小遠見に幕営。
遠見尾根上部は五竜をめざすパーティーが連なり、先行パーティーのトレースを辿る。途中から又雪が降り始める、ラッセルをするパーティーに追いつき、時間待ちをしながら後方につくが、先のパーティーがラッセルをあきらめ次々と下りてしまう。白一色の白岳の斜面は、雪崩も気になり早く抜けたいが、深いラッセルに時間が過ぎる。稜線に出ると強い風に吹かれる。五竜小屋の中にテントをたて落ち着く。
翌日は好天の中、五竜岳の頂上を踏む。
雪の剣岳の景観が凄い。
雪の付いた斜面、風で飛ばされ雪のないガラ場などの稜線を登下降し、
キレット小屋で寒い夜を越す。
キレットを懸垂で下り、
急な雪の着いた斜面の登り、鹿島槍ヶ岳へ。
昭和44年12月29日~45年1月2日(五竜岳から鹿島槍ケ岳縦走)
五竜岳 日本百名山その19
年が過ぎ、冬山へいくことはすくなくなり、冬はスキーにいくようになった。
スキーをはじめた頃、八方のゲレンデは手強くなんども転びながら滑った。
そのゲレンデから、白い遠見尾根や五竜岳や鹿島槍ケ岳が見えた。
白馬山麓から五竜岳を望む2008-11-02 16:27
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