残雪と花の火打山 日本百名山 その33 [日本百名山を訪ねて]
笹ヶ峰に車を停め、仮眠。黒沢を過ぎると残雪の中の登りとなる。 高谷池、天狗の庭を歩き、残雪に覆われた山稜を登り火打岳の頂上を踏む。あいにく展望はなかった。高谷池ヒュッテに戻り、黒沢池ヒュッテに向かうが、残雪上のトレースを見失い急な雪面を下る。平な雪原にでたが霧で方向がわからず。霧の薄れるのを待ち、黒沢ヒュッテにたどり着く。テントを張りながら、小屋の人と話をすると、「ここから急な雪の登りで危ないからやめたほうがいいよ」といわれ。仲間は、明日妙高に登りたいようであったが、小屋の人のいうことを聞いて、妙高はあきらめて、山を覆う残雪を踏んで笹ヶ峰に戻った。
平成9年5月31日~6月1日 火打山 日本百名山その33
10年ほどたって再び山の会のメンバーと火打山をめざした。
梅雨時だが運良く青空が広がった。笹ヶ峰キャンプ場から黒沢、十二曲がりの樹林の中を登る。富士見平付近からキヌガサソウ、オオバミゾホオズキなどの花達に迎えられ、
キヌガサソウ
オオバミゾホオズキ
高谷池、天狗の庭で一面のハクサンコザクラに逢った。 キンポウゲの咲く尾根を歩き、残雪の斜面を登って、
雷鳥の遊ぶ火打山山頂へ立った。火打山は雪の消えるのを待って一斉に咲きだした花達の競演。
平成19年7月8日
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