筑波山とガマ 日本百名山 その83 [日本百名山を訪ねて]
山へ行くときは車が多いのだが、秋葉原からつくばエクスプレスに乗った。
つくば駅からバスでつつじケ丘へ、 お土産屋や食堂が立ち並らんでいるが、人は割と少ない。ロープウエイに乗る、霧が流れ寒い。足下に群れて咲く白い花はニリンソウのようだ。 霧雨に煙る女峰山の岩の山頂にたつ。 露岩やもう花の終わったカタクリの路や木立の中を歩き、御幸が原から社の建つ男体山山頂を往復。相変わらず霧の中、ケーブルで筑波山神社へ降り、四六のガマの置物などが並ぶ土産物屋を見ながら下る。
ガマの油売りの「1枚が2枚、2枚が4枚・・」の調子の良い口上 と バナナの叩き売りのテンポの良い口上は何かで聞いた。最近、寅さんの啖呵売というのも友達から聞いた。
大鳥居に着き、バスを待つ間薄日もさしだしたが山はずっと雲に隠れたままだった。
つくば駅に戻り、新しい街のエキスポセンターあたりを散歩しプラネタリウムをみる。
子供達が小さい時つくば科学万博を見に来たことをおもいだした。土浦からシャトルバスで行ったあの会場はどのあたりだったのだろうか、そういえばそのとき子供達が書いた 未来への手紙 が20年後家に届いた、子供達はもう家を離れていた。
平成19年5月2日 筑波山 日本百名山その83
今年の正月、息子や孫と塔ノ岳に登った、東京のビル群のうしろに筑波山がみえた。
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