旭岳に登り雄大な大雪の山々を望み、お花畑を歩く 日本百名山その94 [日本百名山を訪ねて]
大雪山はずっと訪れてみたいと想っていた。
富良野や美瑛は深い朝霧がたちこめていたが、山道に入ると夏の青空が広がる。
ロープウエイをおりると、そこはもうお花畑、
噴煙をあげる旭岳が散在する池に姿を映す。
姿見ノ池のほとりをとおり、噴煙を望みながら火山礫の尾根をのぼる。草木はなくなり岩や砂礫ばかりの登りとなり、
大雪の山々やひろい高原が姿をあらわしてくる。
トムラウシ遠望
旭岳の頂上へ立つ。
連なる山々、はるかに続く高原、青くかすむ山波 雄大な大雪を目のあたりにした。
白雲岳方面
北鎮岳方面
山々を眺めながら地図をなんどもひろげた。
頂上から砂礫でずるずる滑る急斜面を下り、
旭岳を振り返る
間宮岳や火口の縁を歩き
間宮岳へ
お鉢平
足元に咲く花をみて、
中岳温泉に下る。
いくつかの細い流れをわたり、
いたるところお花畑のひろがる裾合平を歩き、
花の盛りは過ぎてはいたが、まだ遅咲きの花々が咲く池のほとりを辿り、
ロープウエイ駅近くの池
ロープウエイ駅に戻る。
連なる山々やはるかな高原、一面咲き乱れる花々、雄大な大雪の一部に触れた。
高校生の時 初めて北アルプスにであった あの時に似た想いがした。
*平成21年8月11日 大雪山旭岳 日本百名山その94
コメント 0