草原の巻機山 日本百名山 その23 [日本百名山を訪ねて]
古い街道があった清水という山村の奥にあるという、草原の巻機山を訪ねてみたいと想っていた。
会社の山岳部の仲間と六日町駅に降り、清水の登山口から登る。沢のコースへ入り、 部分的にヘツリやトラバースがあり それほど難しくはないが一応ザイルを張ったりしながら登る。急な斜面をつめて黄色に変わった草原にでる、雨混じりの空模様で見通しはなく、雨を避けて避難小屋に入ったりしたが、ずっと巻機山は雨と霧に覆われていた。このときはヌクビ沢から登り、井戸尾根を下ったとおもうが、記憶は 雨と霧に消え少ない。
昭和53年10月 巻機山 日本百名山その23
巻機山遠望
60才を過ぎたころ巻機山を計画したが、雨にふられたりして流れてしまった。機会があれば再度訪ねてみたいと思っていた。
その後数年たった梅雨の晴れ間、巻機山へ行く機会を得た。
山麓のキャンプ場で、歓談と酒の夕餉。
青空の朝、新緑の井戸尾根を花を眺めたりしながら登る。
登りにつれ残雪が出てくる。
近く天狗岩や遠く谷川あたりの山々を眺めながらの登り。
草原の山稜、行くての山を覆う残雪、
ゆったりと広がる巻機山は残雪に覆われていた。
雪が解けた池塘に水芭蕉の花もみられた。
H25年6月9日 巻機山
スキーをしていると 巻機山とおぼしき真っ白な山が見えた
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