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戸隠の奥にひときわ高い 高妻山    日本百名山 その44 [日本百名山を訪ねて]

 夜 誰もいない戸隠キャンプ場に着き、山の仲間3人でテントに入り仮眠し朝を待つ。                      キャンプ場から牧場を抜け、沢沿いの林をあるき、帯岩のスラブを登る。岩に足場や鎖はつけられているが、不安定で嫌なトラバースをし、不動滝の落ち口の左をのぼる。沢づたいに登り一不動の避難小屋に着く。稜線を辿り、釈迦とか地蔵とかの標をみながら 登り下りを繰り返す、高妻山は見えているがなかなか近づかない。八丁ダルミを過ぎると、急な直登が続く、笹を掴んで登り、なだらかで長い高妻山山頂へ着く。既にいくつかのパーティが集うにぎやかな山頂で、しばし眺望を楽しむ。                                                                                                                  山頂から落ちていくような急な路を下り、長い稜線の登り下りを繰り返し、畳岩のいやらしいトラーバースを下り、疲れた足を引きずってキャンプ場の車へ戻る。

      平成10年11月6日 高妻山 日本百名山その44

 一不動から二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、高妻山に阿弥陀如来とまつってあったとか、その先に十一阿閃、十二大日、乙妻山に虚空蔵菩薩とか。(深田久弥:日本百名山) 

戸隠山090712 054ba高妻山.jpg
戸隠山から高妻山を望む
高妻山090214~15 041x.jpg
白馬方面からの高妻山

 戸隠スキー場で遊んだとき、戸隠の峻険な雪の障壁の奥に、ひときわ高く 白い高妻山を見た。 

  同じ尾根続きの険しい信仰の山 戸隠山にも登ってみたいと思っていた。

 何年か過ぎた初夏、戸隠山を訪ねた。戸隠神社奥の院をみて、スリリングな蟻の塔渡を通り、高妻山を眺めながら山稜を歩き、山麓でそばを味わったりした。                         

戸隠山090712 050b蟻のと渡り 上から.jpg
戸隠山 スリリングな蟻の塔渡り                                  

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