風の吹きつける 雨飾山 日本百名山 その52 [日本百名山を訪ねて]
姫川に沿って下り、白馬から続く後立の山並みを過ぎ、崩壊の激しい峡谷の道を走り 小谷温泉の奥に雨飾山を訪ねた。
雨飾山登山口に車を置き、大海川に沿って河原や湿地の わかりにくい踏み跡を辿って歩く。流れに魚の姿がちらほら。山腹の樹林帯をのぼり、荒菅沢に着く。布団菱の岸壁を望む。流れをわたり、急な路をのぼる、笹平へでると緩やかな稜線となるが、風あたりが強い、笹に囲まれた草地で一息。 日本海からの風が吹きつける雨飾山山頂に着く。景色もそこそこに風の山頂を下る。
小谷温泉の露天風呂を覗き、名残の紅葉を見ながら雨飾山を後にした。
平成11年10月31日 雨飾山 日本百名山その52
10年ほどが過ぎ山麓が新緑に染まるころ、山の仲間達と再び雨飾山を訪ねた。
ミズバショウの咲く川沿いに歩き
新緑のブナ林を登るにつれ、山腹を残雪が覆う 険しい山肌を望み、荒菅沢の雪渓を渡る
雪の消えた尾根路に開き始めた花々を眺め
山頂へ
白く輝く北アルプスの峰々
雪の残る金谷、焼山、火打山に続く山稜
しばし 山頂にたたずむ。
H22.6.6
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