いつも富士山をみている 日本百名山 その16 [日本百名山を訪ねて]
子供の頃大宮に住んでいた。遊び疲れた夕方、畑の向こうの西の空に富士山が見えた。
はたちの11月、山岳会の冬山訓練で初めて富士山に登った。 吉田大沢を登り強風の吹きつける頂上に立った。かなりバテ、先輩にもらったミカンを皮もむかず食べた。屏風尾根パーティーと合流し吉田大沢を下った。膝が痛んだ。
昭和39年11月 富士山 日本百名山その16
その後 富士山には何度も登った。
会社の行事の付き添い、家族4人で、息子が中学の時に富士山へ毎年登りたいとかでつき合わされ、また 足慣らしやトレーニングで富士山に登ってきた。登山コースはスバルラインからの吉田コース、若干長いが樹林帯のある須走コース、一番短い富士宮コース、ながいので下りにつかう御殿場コースなどがあり、それぞれのコースから登ったり下ったりした。最近は家から行きやすい須走五合目から登ることが多い。
須走6合目付近
朝焼け
雪の山麓
雪が来た富士山は一段と美しいが、厳しく近づきがたい山に変わる。
馬酔木の花
富士山の見えるところに住みたいと思っていた。秦野に移り住んだ時、富士山の見えるところに家を建てたが今は 近くに家が建ち見えなくなってしまった。
家からは見えなくなってしまったが、周辺からは富士山がよくみえる。近くの交差点を通るとき、川沿いの道を歩くときなど、 いつもそれとなく富士山をみて暮らしている。
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