SSブログ

焼岳とキャンプ    日本百名山 その40 [日本百名山を訪ねて]

 はじめて上高地へ入ったとき、緑濃い木立と大正池の青い水面の上に、噴煙をあげる焼岳に目をひきつけられた。それは上高地から穂高・槍に続く山岳景観との出会いの序章であった。

 

 上高地へは何度も訪れたが、焼岳は眺めるだけで、足はいつも穂高や槍へむいた。

 何年かが過ぎ、槍に登った帰り小梨平に荷物を置き、焼岳をめざした。河童橋を渡りウエストンリレーフの前を通り、焼岳登山口の道標に従い樹林のなかを歩く。涸れたザレた沢に沿って登り、右手の山腹に取り付くと急登となる。この登りでバテる。焼岳小屋で登るのを断念。私を残し山頂に向かった仲間二人をここで待つ。(H8年7月末)

焼岳山ブログ用 021a.jpg

 

 その2年後、会社の若者達と上高地にキャンプに来た。心は焼岳にあった。                                    小梨平にテントを張り、若者達に明神池あたりの散策をすすめ見どころをアドバイスし、私は以前途中で断念した、焼岳をめざした。                                                     以前歩いたのと同じコースを辿り、涸れ沢から急な山腹の登りにかかる、今回は快調なペースで登り、中尾峠を経て、硫黄のにおいの漂う焼岳山頂を踏む。

焼岳梓川101008 006.jpg

 アルコールとキャンプ料理と笑いの宵。

 翌日 梓川の流れに沿って歩き、田代池などを散策した。

上高地キャンプ1 001.jpg

 若者達の心にも上高地が刻みこまれたようであった。

                  平成10年7月末 焼岳 日本百名山その40

 

 

焼岳aaIMG_0277.jpg
大正池と焼岳 

 

 

焼岳DSCF4770a.jpg

                                                        鏡平あたりから焼岳


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。