笠ヶ岳と黒百合の山稜 日本百名山 その34 [日本百名山を訪ねて]
夏が来た頃、山友達と新穂高温泉に車を置き、左俣谷の林道を辿り、笠新道へ。 樹林の中の長い登りをじっと耐えながら足を運ぶ。展望が開け 杓子平で一息つく。稜線にでる手前の岩のザレた急登がきつい。稜線を歩き、抜戸岩を抜け、笠ヶ岳山荘近くの幕営地に荷物を置き、陽射しの傾きかけた笠ヶ岳に立ち、槍や穂高の雄姿を眺める。
テント場に戻りビール。
翌日 抜戸岳へ登り、秩父岩の岩峰を眺め、
黒百合の咲く山稜を歩き、弓折岳から槍のビュウポイント鏡平へ下る。新穂高温泉まで長く暑い山道、平湯の露天風呂で汗を流す。
平成9年7月18日~19日 笠ヶ岳 日本百名山その34
西穂や北穂に立つと、谷をへだてて 雄大な山容の笠ヶ岳が聳える。 また 新穂高のロープウエイに乗ると、そそり立つ笠ヶ岳を目の当たりにする。
一方 笠ヶ岳からは、荒々しい岸壁をまとった槍、穂高の絶景が望める。 抜戸岳から弓折岳の山稜には黒百合が咲く。
新穂高温泉や平湯などの露天風呂に入るのは、山からおりた時の楽しみだ。
三俣蓮華岳付近から笠ヶ岳を望む
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