雲に隠れた斜里岳 日本百名山 その87 [日本百名山を訪ねて]
清里は街路に花などが飾られた静かな街。道の駅で遅い昼食を食べ、スーパーで明日の行動食などを買い、斜里岳をめざし畑道を走る。
広々とした畑の向こうに斜里岳は雲に覆われていた。
畑道を抜け、林道を走り、清岳荘の駐車場に着く。
駐車場で寝るつもりでいたが、清岳荘をのぞいてみると とてもきれいなのでここに泊ることにした。
夕方からふりだした雨が、朝になってもしとしとと降りつづいていた。
傘をさして清岳荘をでる。
林道からすぐ沢沿いの路となり、水際の岩場に咲くダイモンジソウなどを眺めながら下二股へ。
ここからいくつかの滝を眺めたり、
滝を登ったりしながら時に細かいスタンスを拾いながらの沢のぼり、
上二股で沢は終わり、潅木の中を登る。
木々の背が低くなり馬の背にでると霧と強い風が吹き付ける。霧の中にウメバチソウが風に揺れる。
霧に閉ざされた斜里岳山頂。
一人風蔭で石に座り一服。
竜神の池をみて、霧の流れる尾根路を下る。
時々霧が切れ、斜里岳山頂附近が見え隠れする。
人影のない細い尾根路、熊にであったら逃げ場がない、熊のほうもきっと逃げ場がないだろう・・、 阿寒で買った鈴は音が小さく頼りない。
熊見峠から、急な樹林帯のくだり、下二股に降り沢沿いの路を清岳荘へ戻る。
すぐ先はオホーツク海なのに、北国を感じさせない清里の街で 風呂を見つけ汗を流す。
平成20年8月30日 斜里岳 日本百名山その87
ずっと雲にかくれた斜里岳を後に、羅臼岳へ向かう。
北海道の山、良いですね。
斜里岳は登ったことがありませんが、噂どおり沢登りなど面白そうなコースだなと思いました。いつか行ってみたいなと思ってます。
by hiko (2009-08-07 06:56)